株式会社プライムネットワークスタッフが、html5やCSS3、phpなどのWEB技術に関することやワードプレスなどのCMSについて学んだことなどを紹介して行きたいと思います。
CSSもCSS3となって思っているよりも多くのことがCSSだけでできるようになり、JavaScriptの出番を極力減らせるようになってきましたね。
まぁ、できることが多くなった半面、学習コストはがっつりとアップしたのではありますが・・・。
そんな中でも手っ取り早く学習でき、かつ使える関数って、「calc()」という関数ではないでしょうかね?
まぁ、ざっくりというと、「calc()」はプロパティに設定する値を数式で計算することができるもので、さらには記述も簡単、わかりやすい便利なものなんです。
例えば、以下のような使い方ができるんです。
.box {
width: calc(100% - 50px);
}
これは、親要素の幅100%から「50px」を引いたサイズが「width」ですよという表現で、今どきのレスポンシブ対応のサイトではありがたい使い方ですよね。
上記のように、「calc()」は数値計算を行ってくれる関数で、数式として使用できる演算子は、+ (足し算)、ー (引き算)、× (掛け算)、÷ (割り算) の4種類となっています。
気を付けておきたいのは、演算子の前後は必ず「スペース」が必要で、「スペース」を開けずに表記してしまうとエラーとなります。
計算できるからって、あまり便利になることはないんじゃないか?って思われた方もいるでしょうけど、これ、3つのボックスを横並べにしたいと思ったときに便利になるって思いませんか?
普通に横並びにしようとすると、おそらく以下のように表記していたとは思うのですが、
.box1,.box2 {
width: 33%;
}
.box3 {
width: 34%;
}
これを一気に、以下のように表現することができます。
.box1,.box2,.box3 {
width: calc(100% / 3);
}
ソースをシンプルにできるうえ、四則演算さえ知っていれば、パッと見るだけでどのような表示になるのかも理解しやすく、もっというと、box1,2,3なんてわけなくてもいいですよね。
まぁ、とにもかくにもCSS3の関数は覚えれば、超絶便利なものなので、新しいプロパティなどが増えすぎて諦めた人も、今一度、学習する価値は十分にありますよ!
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