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WEB-dブログ.株式会社プライムネットワーク

株式会社プライムネットワークスタッフが、html5やCSS3、phpなどのWEB技術に関することやワードプレスなどのCMSについて学んだことなどを紹介して行きたいと思います。

8GBメモリのWindows 11 PCを使っていると、開いたままのブラウザーのタブに戻ったときにページが再読み込みされたり、更新後の再起動の直後にスタートメニューの反応が遅れたりします。

Microsoftが11月3日(米国時間)に公表した改善は、こうした8GB機で起きやすい待ち時間を減らすもので、スタートメニュー、検索、右クリックメニューなどの応答は2026年1月の更新版と比べて最大20%速くなっているようですよ。

win11

同社のラボテストでは、複数のアプリやファイルを順に開いていく作業の所要時間も最大40%短くなっているようで、これが適用されるのは、Windows 11 バージョン26H2のビルド26300.9818以降。

「メモリ使用率が高い」こと自体は問題ではない

8GBのPCでタスクマネージャーを開くと、メモリの大半が使用中と表示されることがよくあります。

Microsoftは、この表示だけでPCに余裕がないとは言えないと説明していて、同社のたとえでは、メモリは作業机で、ストレージは引き出しとしており、机に載り切らない分は引き出しにしまわれ、必要になると取り出されます。

そして、開いたままのアプリに戻ったときの「一瞬の待ち」は、この出し入れにかかる時間のようですね。

今回Microsoftは、あまり使われていないデータを圧縮して机の上に残す仕組みを8GB機向けに調整し、どれだけ圧縮するか、いつストレージへ退避するか、いつ呼び戻すかを見直しています。

その結果、作業中のデータを従来より最大2GB多くメモリ上に置けるようになり、アプリやタブに戻ったときに再読み込みが起きにくくなり、PCが快適かどうかは空きメモリの量ではなく応答の速さで判断すべきだという立場をとっています。

操作している間はバックグラウンド処理を後回しに

もう一つの柱は処理の優先順位で、スタートメニュー、検索、右クリック、設定、Snipping Tool、エクスプローラーといった「すぐに反応してほしい」操作をしている間は、その処理を一時的に優先し、検索インデックスの作成などのバックグラウンド処理を控えるようで、Microsoftは効果が分かりやすい場面として、更新後に再起動した直後の数分間を挙げています。

Windowsが残りのセットアップ作業を進めていても、ブラウザーを開くまで待たされにくくなります。

アプリ側の工夫もあり、リンクのクリックやスタートメニューからEdgeを開くとき、裏で動いているEdgeを探さずに直接つなぐことで、起動が最大33%速くなり(Edge 150以降が必要)っているようで、Teamsは8GB機で「効率モード」を既定で有効にでき、起動が最大20%速くなるのだとか。

会議中はカメラの解像度を調整してCPUの余力を音声処理に回し、PCに負荷がかかっていても通話が途切れにくくなります。

「最大20%」と「最大40%」は測り方が違う

二つの数字は根拠が異なっていて、20%は、実際に使われている8GB機から集めた動作データ(テレメトリー)で、スタートや検索などの応答時間を新旧のビルドで比べた結果であり、もう一方の40%は、同じ1台のPC(HP OmniBook 3、Snapdragon X Plus、メモリ8GB)を使ったラボテストの結果で、Edgeのタブ20個、4K動画、大容量のWord・PowerPoint・Excelファイル、Outlook、エクスプローラーを順に開き、すべて開いたままにして一連の作業を終えるまでの時間を比べています。

Microsoft自身も、この結果はこの条件に限ったものでベンチマークではないとしていて、多くの人が日常的に体感しやすいのは20%の方で、40%は「メモリに強い負荷がかかる作業でここまで差が出た例」と考えると分かりやすいでしょう。

Office、ウィジェット、Edgeのタブでもメモリを節約

Windows、Edge、Microsoft 365の改善を合わせると、8GB機でのマルチタスクテストで、作業が進むにつれて増えていく確保メモリ量が最大900MB減り、このうちWord、PowerPoint、Excel、Outlookの改善分が合計360MB。

メモリ8GB以下のPCでは、ウィジェットを開いたときにだけ読み込むように変わり、閉じている間のメモリ確保量が約200MB減っているようです。

Edgeでは、操作していないタブをスリープさせるまでの既定時間が2時間から15分に短くなり、メモリの節約にはなりますが、しばらく放置したタブに戻ると読み込み直しが起きる場面は増えるかもしれません。

タブを長く開いたままにしておきたい場合は、Edgeの設定でスリープまでの時間を変更できるようですが・・・。

8GBで足りるのか?

Microsoftは、日常的な用途なら8GBで十分な人が多いとしつつ、3Dモデリング、本格的な動画編集、大規模なデータ処理には16GB以上が向いていると明記していて、今回の改善は8GBでできることを広げるものであり、重い作業での容量不足を解消するものではないことだけには注意が必要。

Microsoftが外部の調査会社Principled Technologiesに依頼したテストでは、2026年モデルのDell XPS 13(8GB)が、2021年モデル(8GB)よりマルチコアCPU性能で最大94%速く、CPU性能、Webブラウジング、背景ぼかしなどのAIを使うWeb処理、4K動画の書き出しで2021年の16GB構成とほぼ同等の結果だったようで、同社が費用を出したテストで対象機種も限られますが、メモリ容量だけで快適さが決まるわけではないという主張の根拠として示されています。

Windows 11は2026年、8GB環境への最適化を方針として打ち出しており、10月の時点でもウィジェットの読み込み方法やメモリ保持量の改善を予告していました。

この改善を受け取るには「設定」→「Windows Update」で、最新の更新プログラムが利用可能になったらすぐに受け取る設定(英語版の表記は「Get the latest updates as soon as they're available」)をオンにし、更新プログラムをチェックします。

ビルド26300.9818以降になっていれば対象となっていて、一部の改善はアプリの更新やMicrosoft Store経由で届くため、Edge、Microsoft 365、Teamsも最新版にしておく必要があります。

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